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支援センターとは〜設立趣旨

公益社団法人かごしま犯罪被害者支援センター設立趣意書

近年、ある日突然、本人の意思とは無関係に、犯罪という理不尽な行為により、身体を傷つけられたり、大切な家族の命を奪われたりする悲惨な被害に巻き込まれる事件・事故が多発しています。

犯罪に遭われた多くの被害者及びそのご家族やご遺族(以下「被害者」という。)は、自らの意思に関わりなく、何の落ち度も責任もないにもかかわらず、生活や人生を一変する突然の被害を受けることとなります。

自分にとってかけがえのないものが一瞬にして奪われ、絶望感や孤独感にさいなまれたり、一家の働き手を失い生活に窮する家族、亡くした子供のことで自分を厳しく責め続ける両親、度重なる手術や治療費の負担に悩む家族、身体に重い障害を負い生きる気力さえも無くしてしまった被害者などの悲惨な例を目にする度に、犯罪が引き起こす被害の底知れない深さを思い知らされます。

年々、我が国においても被害者のおかれている現状と支援の必要性に対する認識が高まり、法整備をはじめとする社会制度の整備が進められてまいりましたが、被害者のニーズを考えれば、未だ十分といえないのが現状です。

そこで、私たちは誰もが被害者となりうる現実の中で、 「明日は我が身」の問題として認識し、多くの人々の共助の精神に基づき、ボランティア支援者による電話相談から専門家による心のケアや法律相談に至るまで、より早く、適切な支援を提供し被害者が一日も早くその心身が回復され、再び平穏な生活に戻ることができるような支援活動を行うとともに、社会全体が被害者をサポートできる環境づくりに寄与することを目的として、平成17年3月10日任意団体「かごしま犯罪被害者支援センター」を設立いたしました。

その後、被害者が永年待ち望んだ犯罪被害者等基本法が平成17年4月1日に施行され、そして、同年12月基本法に基づき多岐にわたる支援、救済法が盛りこまれた犯罪被害者等基本計画が閣議決定されました。このように被害者の支援態勢が国レベルで進められていく中、民間の被害者支援組織に期待される役割もますます大きくなってきております。任意団体としてスタートしたかごしま犯罪被害者支援センターが被害者の期待にこたえ、さらに、充実した活動を展開していくためには、その活動が社会的に認知され、被害者が安心して相談できる組織基盤を確立することが大変重要であります。

そこで、 こうした諸条件を整備し、一層の活性化を図り、公益性の高い諸活動を推進していくため、 この度、任意団体としての「かごしま犯罪被害者支援センター」を発展的に解散して、新たに、 「公益社団法人かごしま犯罪被害者支援センター」の設立に至ったものであります。

今後とも皆様の暖かいご理解とご支援、ご協力を心よりお願い申し上げます。

平成18年3月

公益社団法人かごしま犯罪被害者支援センター
設立代表者 久留 一郎

※平成23年4月1日付 公益社団法人として認定されました。